慣性モーメントって知っていますか❓
耳なじみのない言葉だと思います。
モノの回転のしやすさやしにくさを表すときに使い、身近なものではフィギュアスケートのスピン⛸の仕方などが想像しやすいと思います。
今週のアルファ教室では慣性モーメントを使った理科実験🧪を行いましたので紹介します。
まず、水💧とゼリー🍮の入ったペットボトル🧴を用意します。
その二つのペットボトル🧴を傾斜をつけた机の上から同じタイミングで転がしたとき
どちらが早く転がっていくのか検証しました。
みなさんはどちらが早く転がると思いますか❓
子どもたちからは”ゼリーのほうが速い”という予想が多く
「重いほうが速く転がるから」
「水💧とゼリー🍮では成分❓が違うからかなぁ・・・」
などという予想が多くありました。
”水💧のほうが速い”という予想をする派からは
「軽いからゼリー🍮よりも転がり始めのスピードが速いから」
など様々な仮説を立てて、水派💧とゼリー派🍮で熱い討論🔥をしていました。
さてさて気になる結果は・・・
なんと水💧のボトルが速く転がるという結果になりました🎊
意外な結果だったことに子どもたちもビックリ😲💫
「えっ❕・・・もう一回やって~✨」
「なんでなの❓❓」
という声が飛び交っていました。
硬かったり重かったりするほうが速く転がるイメージがありますが、ペットボトル🧴の中をよく観察すると水💧はあまり動かないのに対し、ゼリー🍮はボトルと回転しながら転がっていく様子が観察できます。
この違いが回転に必要な力の差となり、転がる速さが異なりました。
今後も簡単にできる実験🧪を通して、想像力を伸ばしていくとともに自分の意見を発表し、みんなで考える活動を提供していきます。
今回の実験🧪は自宅🏠でもすることができ、ヨーグルト🥛や氷🍨にするなどボトル🧴の中身を変えてみたり、ボトル🧴の大きさ・長さなども変えることでも結果が変わると思います。
早いとは思いますが、夏休みの自由研究の参考にしてみてはいかがでしょうか❓