今回は、先日お伝えしたほしのこでのプログラミングに関する療育への取り組みを、Part2と題してお伝えしたいと思います!
前回もお伝えした通り、プログラミングというのは、何もパソコンを使うことによってのみ行う、というものではありません。
例えば…
どのバス、どの電車を使えば目的地まで早くたどり着けるかな?
このような場面は小学校高学年になると増えてきます。そんな時に様々な選択肢、道筋を考え、最善の答えを導き出していくこと、これもまたプログラミングの一つです。
また、毎日どのくらい勉強すればテストに間に合うかな?
中学生になり、定期テストというものが始まると、このような悩みも出てくるでしょう。これも同様、先の見通しを立てて、よりよい選択肢を自らで考え、自分で学習のペースを決めていく、というまさにプログラミング能力を必要とするものです。
これらに共通しているのは、「先を見通し、そのうえで複数の選択肢の中からより良いものを自らで考え出していく」というものです!
アルファ教室ではこのようなプログラミング能力を身につけていくために、様々な療育を行っています。
今回はその一つをご紹介します!
この活動は、ゴールに向けてコーンを動かしていく活動です。
その際、「赤いボールは右を向く」、「黄色いボールは真っすぐ一マス進む」といったように、進む向き、方向をボールの色によって決めていき、正しい方向に進むために必要な色のボールを選びながらゴールを目指していきます。
子どもたちからは、自分が思ったようにコーンを動かすことが出来ず、「逆に曲がっちゃった!」「ゴールまで一マス届かなかった…」と言った悔しがる声が多く聞こえてきました。頭の中で道筋を思い描く、ゴールまでの最短距離を考える、と言ったことに対してはやはりまだ苦手な子が多いようです。
苦手ならばとことんやるべし!
今後も上述の力を身につけるべく、プログラミングに関する療育を行っていく予定です。またの機会に是非ご紹介したいと考えておりますので
お楽しみに!