やってみると意外と難しい協応動作

2020-10-21

アルファ教室でこの前行った療育について紹介したいと思います。

皆さんは「協応」という言葉を知っていますか?

あまり耳にしない言葉かと思います。

簡単に説明すると

「複数の器官や機能が互いにかみあってはたらくこと。」

例えばご飯を食べる時、片方の手はお茶碗を持ち、もう片方の手は箸を扱いますよね。左右で違うことを行なう。

これも「協応」です。

さらに細かく言えば目で見てそれを脳で判断して手に指示を伝達しているので、目と手の協応とも言えます。

何気ない生活の中にとても多く隠れている「協応動作」

それをアルファ教室では、普段の生活ではあまりない動作を運動に取り入れ協応的な感覚の幅を広げられるようにしています。

 

 

 

 

 

この運動はビニールテープで作った道を、持っている棒で当たらないように進んでいく活動です。また高さの違う平均台ブロックの上を進まなければなりません。

 

棒を扱う手と平均台ブロックから落ちないよう歩かなければいけないバランス感覚、そしてその両方を認識する目の動き。

複数の器官や機能が使われています。

子ども達もビニールに棒が当たってしまったり、平均台ブロックから落ちてしまったりと悔しそうな表情を見せていましたが、それよりも絶対にクリアするという諦めない姿勢がとても印象的でした。

繰り返していくうちにゴールまでの距離がどんどん短くなっていき最後はみんなクリアをすることができました。

 

他にも風船を落とさないように床に転がっているコーンをタッチするなど様々な協応動作を行っています。

アルファ教室で得た協応的感覚を実生活に繋げられたらと思っております。

 

 

 

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